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孫氏の兵法 彼を知り己を知れば百戦危うからず

孫氏の兵法、耳にされたことがある方も多いと思います。上記の一節も非常に有名で、私も好きな言葉の1つです。兵法と名前があるので元々は戦いにおいての指南書のようなものなのですが、書店でも現代語訳された本も多く販売されており、ビジネスやマーケティング、勉強にも応用することができ非常に汎用性があります。今回は知っておいて損はない孫氏の兵法について見ていきたいと思います。


🔴孫氏の兵法とは

紀元前500年頃に斉の国(現在の中国)で書かれた兵法書。作者は孫武(春秋時代)。クラウゼヴィッツの戦争論と並び兵法書では最も有名な古典のひとつ。

※孔子(孔先生)や老子(老先生)と同じく、孫子とは孫先生という意味になります。


🔴孫子の兵法 13篇

少しビジネスに寄せた内容にしておりますが、現在にも通用する考え方が見て取れます。これが、2500年前(日本で言えば縄文時代)に書かれていたこと、それが残っていることに驚きです。


🔴孫子の兵法 主な名言

この他にも多くの有名な言葉(呉越同舟や正々堂々、巧遅拙速)があります。


🔴孫子に影響を受けた偉人・起業家

その他、徳川家康・西郷隆盛・高杉晋作・大前研一・イーロンマスク(敬称略)なども影響を受けたとされています。

出所:NHK「100分で名著・孫子

参考文献:守屋淳先生「最高の戦略教科書 孫子


クラウゼヴィッツの戦争論が発表されてから、孫子の兵法は古い時代の考え方だとして影響力を失った時がありましたが、冷戦が終わり、戦争で疲弊し国力を低下させる国が多かったこともあり、戦わず勝つことを最善とする孫子の兵法が再度注目されています。最近出版されているビジネス書なども中国の古典(孔子・老子・韓非子・孫子など)を現代版にアレンジしたものが多くあります。2500年前に書かれた兵法書が、ビジネスやマーケティング、勉強にも応用することができる汎用性の高さに、物理的には進化していても心理的には変わっていないと感じます。現代語訳も多く出版されていますので、ぜひ一度手に取って頂ければ、人生にとってプラスになることもあるかも知れません。

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