12月25日に子供の学習費調査結果が公表されました。この調査は2年ごとに行われており、小学生の娘がいる私にとっては非常に興味があるデータです。今回発表された令和5年のデータとともに、過去のデータからの変遷も見ていきたいと思います。
🔴学校種別の学習費(年間)
※学習費(教育費・給食費・学校外活動費の総額)です。
出所:総務省統計局「学校種別の学習費」
🔴学校種別の学習費(総額)
※幼稚園3年・小学校6年・中学校3年・高等学校3年・大学4年(文系)で計算しています
🔴世帯の年収別の進学先
幼稚園
小学校
中学校
高等学校
出所:総務省統計局「学習費総額」
🔴年収別の進学先(過去分)
幼稚園
小学校
中学校
高等学校
今回は「子供の学習費調査」を見てきました。公立と私立でこんなにも学習費の差があること、小学校・中学校で私立に通わせている家庭の年収が高いことに驚きました。小学校私立の81.6%、中学校私立の76%が年収800万円以上です。東京大学に合格した高校ランキングの上位20校のうち15校が中高一貫校ですし、合格者70%以上が親の年収750万円以上だというデータもあります。年収が高いご家庭では教育にお金を投資できる、選択肢が広がるという面では有利だと感じます。これから受験シーズンになりますので、皆様の努力が報われますことを心よりお祈り申し上げます。