有料老人ホームと聞いて大多数の方が「設備や医療体制が整っているが高額」なイメージを抱くことが多いのではないでしょうか。最近は高齢化の影響からか、介護に対する注目がますます高まっています。街中でも介護事業所や病院・クリニックの車を見ない日はないくらいです。今回は厚生労働省から「有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会(第1回)の資料」が公表されましたので、ピックアップして見ていきたいと思います。
🔴有料老人ホームの定義
老人を入居させ、以下の①~④のサービスのうち、いずれかのサービス(複数も可)を提供している施設。
🔵有料老人ホーム施設数・定員数の推移
平成元年から35年で施設数は106倍、入居定員は41倍に増加しています。
🔴有料老人ホームの要件
🔵サービス付き高齢者向け住宅(有料老人ホームに該当しない)
🔴施設数・入居定員
※データ収集時期により若干の誤差があります
🔵施設の大まかな違い
🔵施設ごとの平均利用料金(月額換算)
出所:厚生労働省「有料老人ホームの現状と課題・論点について」
今回は有料老人ホームの基礎知識について見てきました。施設の違いなどについて大まかにしか解っていなかったので、少し理解できました。介護や医療、福祉などは専門的な知識が不可欠ですので、社労士内でも専門に扱っている事務所が多い印象です。弊所は製造業専門ですが、医療や福祉専門のスペシャリストをご紹介出来ますので、ご要望があればお声がけ頂けると幸いです。