本日は、最高裁判例について情報共有していきたいと思います。
日本は三審制を引いており、第一審で不服なら第二審、第二審で不服なら第三審と原則3回までの審議が行われる仕組みです。
第一審から第二審へを「控訴」、第二審から第三審へを「上告」といいます。
ここまでは中学校くらいで習ったと思いますが、高等裁判所から最高裁判所への上告は望めば全て出来るものではないというのは、Youtubeで弁護士先生が話されているのを拝聴して初めて知りました。(恥ずかしながら知りませんでした)上告出来るのは次の2つです。
①憲法に違反するのか
②法律の解釈についての疑義
※上告そのものは出来るそうなのですが、上記①②以外の案件は即却下されるとのこと
弊所でもお客様から労働問題などに関するご質問などあれば、過去の最高裁判例を根拠に(弁護士法72条に抵触しないように)ご回答します。最高裁判例は法律(労働基準法など)ではないのですが、同じような事案であれば過去に審議された最高裁判例がベースになるようですので、法律の解釈という面では法律の補完的役割を果たしていそうです。
★ここからは最高裁判例などを確認するときに弊所が参考にしているページをご紹介したいと思います。
🔴最高裁判所 判例集 ・・・最新の判例から過去の判例まで詳細に確認できます。おすすめは判決文全文をPDFで見れること。
🔴裁判所ナビ ・・・裁判所の全体像(裁判の流れなど)が確認できます。(PDFが少し重たいです)
🔴法廷ガイド ・・・簡単な裁判のパンフレットです。
🔴ご存じですか?労働審判制度 ・・・裁判ではなく労働審判の概要
🔴広報誌 司法の窓 ・・・年1回発行される最高裁判所の広報誌です。(最新号は令和5年度版・PDFがかなり重たいです)
🔴わくわく裁判所ツアー(大阪地方裁判所) ・・・最高裁判所ではないですが、大阪の地方裁判所を見学できるツアー(小学校4年生~6年生・無料)こういう社会見学が昔にあれば法律にも興味が湧いたかも知れません
すべて裁判所のホームページから引用させて頂きました。
見やすくまとまっている労働判例集は下記になります。(画像に出版社のリンクを貼っています)
弊所もお客様のお役に立てるよう、日々研鑽していきたいと思います!