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書店活性化プラン 書店の現状と今後の施策

本日、7省庁を中心とした書店活性化プランが公表されました。デジタル書籍の登場や活字離れの影響により、紙の書籍の売り上げが大幅に減少しています。私は紙の書籍が大好きで、老後は図書館の近くに住みたいという夢がありますが、仕事で活用する資料や専門書は電子書籍が増えてきました。デバイス間の共有や持ち運びなどの利便性を考えると、電子のメリットを優先してしまいます。今回は公表された内容を中心に、書店について見ていきたいと思います。


🔴書店の始まり

江戸時代の1609年に「本屋 新七(ほんや しんしち)」が京都で本屋(書店)を始めたのがルーツだそうです。その当時は「教養本」しか取り扱っていなかったと言われています。

その後、江戸時代中期では下記のような「娯楽本」が登場しました。

出典:ブックオフオンライン「本屋の歴史に迫る!日本の本屋のルーツとは?


🔴書店のデータ

総店舗数と新規店数・閉店数の推移(2025年3月25日現在)

出典:JPO書店マスタ管理センター「新規・閉店推移

自治体(市区町村)に1つも書店がない割合(無書店率順)

大都市圏、地方自治体に関係なく、自治体によって大きく差があるのが見て取れます。


🔴書店活性化プランの具体的な施策

読書人口の減少や書店の魅力向上に関する課題に対する施策

 

地域における書店と図書館・自治体との連携の在り方に対する施策

業界慣行における課題に対する施策

経営における効率化・省力化に関する課題に対する施策

新規開店やキャッシュレス決済に関する課題に対する施策

取組の詳細は下記サイトからご覧ください

出典:7省庁「書店活性化プラン


今回は書店活性化プランによる書店の現状と今後について見てきました。私が本を好きになったのは、幼少期に母が絵本をよく読んでくれた事が大きかったと思います。朗読してくれることで脳内に情景が浮かんできますし、活字の本でもイメージする楽しさが引き継がれました。今でも書店に行くとワクワクしますし、電子では味わえない喜びがあります。ただ現在では生活に追われ、子どもに本を読んであげられる余裕もない家庭が私を含め多くあると思います。各省庁が様々な施策を打ち出していますが、生活にゆとりが無ければ精神的な余裕は生まれませんので、その結果読書離れが起きている事も大きな要因なのではないでしょうか。

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