昨日の続きになります。
🔴カジノによる懸念事項
出所:カジノ管理委員会「カジノ規制制度の基本的な考え方」
🔴ギャンブル等依存症が疑われる者の割合
出所:首相官邸ホームページ「ギャンブル等依存症が疑われる者の割合(各国の状況)」
🔴日本はギャンブル大国?
出所:アミューズメントジャパン「23年の市場規模は15.7兆円|ダイコク電機「DK-SIS白書2024年版」」
出所:スポニチ競馬Web「JRA 23年全日程終了 発売金、売得金ともに12年連続で前年超え」
出所:西スポ「【地方競馬】23年度売上額 2年連続1兆円超え」
出所:ボートレース「2023年度ボートレースの売上・利用者について」
出所:ネット競輪「【競輪売上】2年連続1兆円オーバー! 2023年度総車券売上高発表」
出所:宝くじ公式サイト「収益金の使い道」
こうしてみると、世界最大のカジノであるマカオの売上げ(3兆2,000億円)が少なく思えてしまいます。特にパチンコの依存症で生活が立ち行かなくなっている方も多いことは大きな問題だと感じます。
🔴韓国にはパチンコ店がない?
ギャンブル依存症は病気ですが、その原因をパチンコ店はつくっているとの理由で、2006年8月、韓国政府はパチンコ(メダルチギ)を全面的に禁止した。禁止前、韓国全土には2万店ものパチンコ店があり、売上高は日本円にして約3兆円あった。日本のマスコミはパチンコ業界に大きく依存しているため、パチンコ批判がタブーのようになっている。
出所:福岡県弁護士会「弁護士会の読書」
🔴IRのメリット
観光産業の活性化
アジア最大級のカジノが誕生することにより、外国からの訪問が増え、運輸産業・ホテル・飲食業などの売上げアップが見込まれます。
雇用が増える
大規模な施設の為、雇用の大幅な増加が見込まれます
税収アップ
「掛け金―払戻金=売上げ」の30%を課税。国・大阪府・大阪市それぞれが1,000億円程度の増収の予測
今回はカジノによる懸念事項などを簡単に見てきました。メリットも大きいですが、それ以上に懸念事項に目が行ってしまいます。今でも大阪は外国人の訪日が多くあり、色々な場面でトラブルが生じている話も聞きます。カジノで誘致せずとも、他の日本が誇れるもので勝負してほしいと思ってしまうのは浅はかなんでしょうか。