最近は新聞を購読しない家庭が増えているのは周知の事実だと思います。弊所では新聞折込などをお願いしていた関係もあり現在も購読をしているのですが、以前に比べ折込チラシはかなり少なくなったと感じます。また小学校の担任の先生が「工作で使うから、いらない新聞持ってきて」と言うと、クラスの大半の生徒が「新聞取ってない」ということもあったみたいです。今回は新聞の発行部数の推移と世界各国の有料日刊紙の発行部数などをデータで見ていきたいと思います。
🔴新聞の発行部数
出所:日本新聞協会「新聞の発行部数と世帯数の推移」
※世帯数は核家族化の影響で増えていますが、購読数は25年間で「一般紙:約1/2、スポーツ紙:約1/4」まで減少しています。
🔴5大全国紙の発行部数の推移
出所:日本ABC協会「新聞 公査レポート」
🔴過去との比較
🔵従業員数と記者数の推移
出所:日本新聞協会「新聞・通信社従業員数と記者数の推移」
🔴都道府県別普及度(購読数)TOP10
出所:日本新聞協会「日刊紙の都道府県別発行部数と普及度」
🔴世界主要国の有料日刊紙の発行部数TOP20
単位:万部
出所:日本新聞協会「世界主要国・地域の有料日刊紙の発行部数」
今回は新聞の発行部数の推移と海外との比較を中心に見てきました。弊所も記事を作成するにあたり構成を考えるのに時間が掛かるのですが、新聞等の記者の方々は毎日凄いページの記事を独自に書かれていて尊敬の念しかありません。日本では毎年200万部ペースで減少しており、このままだと従業員の雇用の面からも立ち行かなくなるのは目に見えています。自動車教習所が受講生の減少をドローン講習によって再起を図るように、新聞も新たな価値を見出し今後も継続していって欲しいと願うのは私だけではないはずです。