新年度の予算案を巡って、自民党・公明党の与党と野党の維新の会が協力し予算成立に合意したと伝えられました。その維新の会が掲げる公約の一つの柱が教育無償化です。公立に続き私立の授業料を一定額補助する制度について様々な議論がなされています。今回は、弊所がある大阪の公立高校と私立高校について見ていきたいと思います。
🔴就学支援制度
出所:文部科学省「高校生等への修学支援」
🔴公立学校で掛かるお金
府立高校(全日制)
※学校諸費は、PTA会費・生徒会費・学年費・修学旅行費等の3年分を合計した1/3。学校、課程により異なります。
※その他雑費は、上履き・個人ロッカー・体操服・体育館シューズなど
出所:文部科学省「府立高等学校の授業料等」
参考:大阪府立箕面東高校「入学に係る費用」
🔴私立学校で掛かるお金
🔵近畿大学付属高校(全日制)
出所:近畿大学付属高等学校「令和7年度 募集要項」
🔵関西大学高等部(全日制)
出所:関西大学高等部「関西大学高等部 2025年度 生徒募集概要」
両校とも授業料の補助があっても、負担が大きいことが見て取れます
🔴大阪の高校数・生徒数・職員数(全日制・定時制)
出所:大阪府「大阪の学校統計」
本日は大阪府の学校について概要を見てきました。明日は各学校など、もう少し詳細を見ていきます。