オリンピック柔道の2大会連続で金メダルを獲得した阿部一二三選手がインタヴューで「座右の銘」を話されていました。阿部選手の座右の銘は「努力は天才を超える」です。「絶対に無駄な努力ってないと思いますし、もし何かがかなわなかったとしても、その努力してきたことっていうのは絶対に無駄にはなっていないと思うので。やり続けることっていうのは大切だと思うので、努力はして欲しいというか、努力は裏切らないと僕は思っています」と語っておられました。皆様の座右の銘は何でしょう?
🔴座右の銘とは
いつも自分の身近に書き記して、自分の戒めとする言葉のこと
起源:中国の後漢時代の崔瑗(さいえん)という人物が、自分自身を戒めるための言葉として「座右銘」という文章を書いたことが、この言葉の起源とされています。崔瑗は、この文章を実際に自分の座る場所の右側に置き、常に心に留めていたそうです。出典:Gemini
崔瑗の座右の銘の一節「無道人之短・無說己之長(他人の短所を指摘するな。自分の長所を自慢するな)」
🔴人気の座右の銘
・意志あるところに道は開ける
・人事を尽くして天命を待つ
・不撓不屈 (どんな困難にも屈しない)
・至誠一貫 (誠実に最後までやり遂げる)
・百折不撓 (何度でも立ち上がる)
・継続は力なり
・困難の先に光あり
・一期一会
・足るを知る者は富む
・時は金なり(Time is Money)
・石の上にも三年
・笑う門には福来る
・生きてるだけで丸儲け
・変わることを恐れるな
・人生一度きり
・まずはやってから考えよう
・雲外に蒼天あり
・思い立ったが吉日
・百里を行く者は九十里を半ばとす
・雨垂石を穿つ
・小事に拘わりて大事を忘るな
・一念天に通ず
・千里の道も一歩から
🔴有名人の名言
・夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ(高橋歩)
・変えるにはリスクが伴う。変えなければもっと大きなリスクが伴う(ジョンヤング)
・努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る(井上靖)
・無欲は怠惰の基である(渋沢栄一)
・難しいのは愛する技術ではなく、愛される技術である(アルフォンス・ドーデ)
・笑われて、笑われて、つよくなる(太宰治)
・恐怖はつねに無知から生じる(エマーソン)
・青年は老人を阿呆だと思うが、老人も青年を阿呆だと思う(ジョージ・チャップマン)
・楽しまずして何の人生ぞや(吉川英治)
・偽善で結構!!やらない善よりやる偽善だ!(鋼の錬金術師)
・仕事は自分で探して創り出すものだ。与えられた仕事だけやるのは、雑兵だ(織田信長)
・昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう(アインシュタイン)
🔴経営者の名言
・嫌いなことなんてやっても伸びない。どうせ一度の人生なら、好きなことをとことんやるべきだ。そうすりゃ、それがやがて社会の役に立つ(本田宗一郎)
・「石の上にも三年」という。しかし三年を一年で修得する努力を怠ってはならない(松下幸之助)
・多くの人たちに利用されてこそ、技術である(井深大)
・順調な時ほど危機が訪れる(安藤百福)
・成功する者と失敗する者の違いは、頭の差より性格の差のほうが大きい(孫正義)
・必要な人になることが肝要で、どっちでもいいと云ふ人間になっては駄目(小林一三)
・成功の陰には必ず失敗がある(柳井正)
・私は喜んでリスクを取るようにしている。リスクのないところには、利益も成長もないから(似鳥昭雄)
・小さい会社だったからこそ、細かな注文に確実かつ迅速に応えられたのです(谷口義晴)
・やってみなはれ。やらな、わからしまへんで(鳥居信治郎)
・自分に能力も運もないことが気づけたら、ありがたいもんです(矢野博丈)
・できないと決めているのは誰かというと自分自身なんです。人は決めませんから(高田明)
🔴海外の経営者の名言
・アイデアに価値はない。それを実行できて初めて価値になる(ラリー・ペイジ)
・イノベーションを実行するのであれば、誤解されることさえ積極的であるべきだ(ジェフ・ベゾス)
・すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけた時には、自然とわかるはずだ(スティーブ・ジョブズ)
・できるだけ遠くへ行こう。そこに着けば、もっと遠くの景色が見えるはずだ(J・P・モルガン)
・僕は毎日のようにこう自分に問いかけている『今、僕は自分にできる一番大切なことをやっているだろうか』(マーク・ザッカーバーグ)
・現状に不満を持つことはいいことだ(A・カーネギー)
・あなたのやりたいことがはっきりしたら、同じことをやった経験のある人物を見つけることだ(ハワード・シュルツ)
・度々直感が頼みの綱になる(ビル・ゲイツ)
・成功の秘訣というものがあるとしたら、それは他人の立場を理解し、自分の立場と同時に他人の立場からも物事を見ることのできる能力である(ヘンリー・フォード)
・夢見ることができれば、それは実現できる。いつだって忘れないでいてほしい(ウォルト・ディズニー)
出典:創業手帳「心を刺激する!経営者たちの名言25選」
🔴哲学の名言
・深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ(ニーチェ)
・多くの言葉で少しを語るのではなく、少しの言葉で多くを語りなさい(ピタゴラス)
・自分に打ち勝つことが、もっとも偉大な勝利である(プラトン)
・批判を避けたいのであれば、何もせず、何も言わず、何者にもなるべきではない(アリストテレス)
・真に偉大な人間になるためには、人々の上に立つのではなく、彼らと共に立たなければならない(モンテスキュー)
・歴史を学ぶと、我々が歴史から学んでいないことが分かる(ヘーゲル)
・人生は、後ろ向きにしか理解できないが、前を向いてしか生きられない(キルケゴール)
・経験を積んだ人は、物事がこうであるということを知っているが、なぜそうであるかということを知らない(ハイデガー)
・たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ(フロム)
🔴座右の銘の探し方・選び方
・ことわざから探す
・四字熟語から探す
・偉人の名言から探す
・笑顔で過ごせる面白いものを探す
・自分らしさを表すオリジナルを作る
・英語のことわざや名言から探す
出典:マイナビニュース「座右の銘とは? 意味や使い方、選び方におすすめの座右の銘一覧も紹介」
座右の銘には「これ」と言った決まりはありません。自由に好きなように、また変更することもOKです。その時の自分自身の心理状況や置かれている立場にも影響されます。私の座右の銘は「人生を楽しむ」と「人の2倍頑張って人と肩を並べる」です。「人生を楽しむ」は、人生を楽しむために今何をすべきかという問いと、BADニュースがあった時も長い人生の1ページだと思って悲観的にならないようにとの2つの意味を持っています。「人の2倍頑張って人と肩を並べる」は、私自身優秀でないので、他の優秀な人と比べて落ち込むこともあります。そういう時に、優秀でないのだから人の2倍は頑張らないと肩を並べられないと思うようにしています。でも優秀な方は人の2倍以上頑張る(頑張ってると思っていない)ことが多いので、更に差を広げられるということが往々にしてありますが。