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公的年金シミュレーターに新しい機能が搭載されました

公的年金シミュレーター、以前から活用されておられる方も多くいらっしゃったと思いますが、2026年4月より新しい機能(障害年金・iDeCo試算機能)や老齢年金試算画面の改修などが行われ、ますます使いやすくなりました。自分の年金額を知りたい方や、FPや保険募集人など顧客の年金額をシュミレーションするような場合でも活用していただけます。ただ、あくまでも簡易的な計算になるということをご留意くださいませ。実際の年金加入歴や支給額などはねんきんネットでの試算や、最寄りの日本年金機構でご相談いただけると幸いです。今回は変更があった部分を中心に見ていきたいと思います。


公的年金シミュレーターとは

公的年金シミュレーターは、厚生労働省が提供する「将来の年金額をかんたんに計算できる」ツールです。スマートフォンやパソコンからアクセスでき、年金の受け取り開始年齢や働き方の変化に応じて、年金額がどう変わるかをシミュレーションできます。

主な特徴

・ねんきん定期便の二次元コードを読み取るだけで、簡単に年金額を試算できます。

・働き方を変えた場合の年金額の変化を、直感的な操作で確認できます。

・IDやパスワードの登録は不要で、個人情報も保存されません。

・将来の年金受給時にかかる税金や保険料のイメージも、ざっくりと確認できる機能もついています。

2025年4月からの変更点

①障害年金の試算機能が追加され、より幅広いケースに対応できるようになりました。

②iDeCo(個人型確定拠出年金)の試算機能も新たに搭載されました。

③老齢年金の計算画面や操作性も改善され、より使いやすくなりました。

それでは1つずつ見ていきます。


障害年金の試算機能が追加され、より幅広いケースに対応できるようになりました

入力項目

①生年月日の入力

②職業の入力 ・自営業・フリーランス(国民年金第1号)

・パート・アルバイト(国民年金第1号)

・働いていない(国民年金第1号)

・パート・アルバイト(厚生年金)

・会社員・公務員(厚生年金)

・配偶者(厚生年金)の扶養(国民年金第3号)

③職業の期間の入力  ●歳~●歳

④③の職業に就いていたときの平均年収(手取りではなく社会保険料や税金を控除される前の総支給)

※転職をされている場合や、雇用形態が変わった場合(パートから正社員になど)は、それぞれ別個に登録すると試算額の精度が上がります

⑤65歳未満の配偶者の有無

⑥18歳になった年度末までのこどもの人数(障害なし)

⑦20歳未満のこどもの人数(障害あり)

仮で試算してみました

①生年月日の入力

②職業の入力:会社員・公務員(厚生年金)

③職業の期間の入力:22歳~65歳

④③の職業に就いていたときの平均年収:400万円

⑤65歳未満の配偶者の有無:あり

⑥18歳になった年度末までのこどもの人数(障害なし)1人

⑦20歳未満のこどもの人数(障害あり)0人


iDeCo(個人型確定拠出年金)の試算機能も新たに搭載されました

入力項目

①職業の入力 ・自営業・フリーランス(国民年金第1号)

・パート・アルバイト(国民年金第1号)

・働いていない(国民年金第1号)

・パート・アルバイト(厚生年金)

・会社員(厚生年金)

・公務員(厚生年金)

・配偶者(厚生年金)の扶養(国民年金第3号)

②企業年金の加入有無  企業年金あり・企業年金なし

③iDeCoの毎月の掛金額(5,000円~)

④現年齢以降のiDeCoの掛金拠出予定期間  ●歳~●歳

⑤iDeCoの想定運用利回り(年率) 0%~10%

※既にiDeCoに加入している方は別途入力が必要

⑥iDeCoの受け取り開始年齢 ●歳

⑦iDeCoの受け取り方(有期年金・一時金)

仮で試算してみました

①職業の入力:会社員(厚生年金)

②企業年金の加入有無:企業年金なし

③iDeCoの毎月の掛金額:10,000円

④現年齢以降のiDeCoの掛金拠出予定期間:52歳~64歳

⑤iDeCoの想定運用利回り(年率):3%

⑥iDeCoの受け取り開始年齢:65歳

⑦iDeCoの受け取り方: 有期年金(5年)


老齢年金の計算画面や操作性も改善され、より使いやすくなりました

①生年月日の入力

②職業の入力 ・自営業・フリーランス(国民年金第1号)

・パート・アルバイト(国民年金第1号)

・働いていない(国民年金第1号)

・パート・アルバイト(厚生年金)

・会社員・公務員(厚生年金)

・配偶者(厚生年金)の扶養(国民年金第3号)

③職業の期間の入力  ●歳~●歳

④③の職業に就いていたときの平均年収(手取りではなく社会保険料や税金を控除される前の総支給)

※転職をされている場合や、雇用形態が変わった場合(パートから正社員になど)は、それぞれ別個に登録すると試算額の精度が上がります

仮で試算してみました

①生年月日の入力:1974年1月1日

②職業の入力:会社員・公務員(厚生年金)

③職業の期間の入力:22歳~65歳

④③の職業に就いていたときの平均年収:400万円

厚生労働省による、YouTubeでの使い方動画(音声が出ますのでご注意ください)

・基本操作編 https://www.youtube.com/watch?v=c-YjgP98uqI

・老齢年金編 https://www.youtube.com/watch?v=mEgTWicZwks

・障害年金編 https://www.youtube.com/watch?v=BmkJruD6ZcY

・iDeCo編 https://www.youtube.com/watch?v=KQydZ6Mc9pI

・疑問編 https://www.youtube.com/watch?v=EfT92jFek0g

出典:厚生労働省「公的年金シミュレーター


今回は、変更があった公的年金シミュレーターについて見てきました。令和4年4月25日に開設されて約4年が経ちましたが、視認性がとても良く、操作性も簡単で変更にも瞬時に対応できます。年金の計算はとても複雑で、苦手にされている方も少なくありませんが、これなら1分程度の入力で完結できとても便利だと感じました。大まかでも自身の年金額を知ることは老後のライフプランを考えるうえでとても重要です。もう少し詳細に知りたい方は「ねんきんネット」 というサービスもありますのでご活用いただければ幸いです。

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