平成12年(2000年)に施行された介護保険制度も今年で25年になります。当初から「走りながら考える」制度と言われ、不完全なままスタートしました。その後、3年ごと(当初は5年ごと)に計画を策定し見直し、保険料も3年ごとに変更されます。今回は介護保険の概要と、本日公表された給付費等の数字、過去との比較などを見ていきたいと思います。
🔴介護保険とは
高齢化や核家族化の進行などを背景に「介護を社会で支え合い、老後の不安を軽減すること」を目的として、1997年に介護保険法が成立、2000年に施行されました。
🔵対象者(被保険者)
🔵特定疾病
出所:厚生労働省「介護保険制度について」
🔴保険料の負担割合
🔵一部負担金割合
※第2号被保険者、市町村民税非課税の方、生活保護受給者は上記にかかわらず1割負担です。
出所:大阪市「介護保険サービスの種類と利用者負担」
🔴介護給付と予防給付
要支援:多少の支援や部分的な介助が必要
要介護:日常生活全般において介護が必要
出所:厚生労働省「要介護(要支援)認定者数 男女計 令和6年10月末現在」
※夜間対応型訪問介護・施設入居者生活介護は除く
出所:厚生労働省「介護サービスの種類」
本日は統計までたどり着かず、介護保険の概要で終わってしまいました。次回はこの続きで、認定者数の推移や費用面のところなど統計情報を見ていきたいと思います。