明日8月16日、京都の「五山送り火」が行われます。「五山送り火」は、祇園祭と並ぶ京都の夏を彩る伝統行事として全国的に有名です。毎年8月16日に行われることは解っていますが、なぜ行われるのか?いつから行われているのか?など知らないことも沢山ありますので深堀していきたいと思います。
🔴五山送り火とは
京都では8月に入ると個々の家で精霊(先祖)迎えの行事が行われます。16日に行われる五山の送り火は,この精霊(しょうりょう)を再び冥土に送り帰すという意味をもっています。
●いつから行われているのか
五山の送り火のはじまりについては,あまり明らかになっていませんが,一説には,戦国時代に盛んに行われた万灯会(まんとうえ)が,次第に山腹に点火され,盂蘭盆会(うらぼんえ)の大規模な精霊送りの火となったのが起源といわれています。出典:京都市
🔴点火する文字や記号
🔵送り火の火床と松割木の準備
保存会に属する地域住民が準備をして実施しています。送り火に使用される松割木は、1本ずつ手作業で割られ、護摩木(ごまき)としてお祓いが行われます。五山の送り火は、表面的には豪華な火文字の点火が目を引きますが、その背景には地域の人々の努力や歴史が深く関わっています。
🔴五山送り火が行われる場所(地図)
出典:文化庁「五山送り火」
🔴五山送り火の写真(商用利用可能の写真を購入しています)
今回は「五山の送り火」を深堀する予定でしたが、参考資料があまりなく薄い知識になってしまいました。申し訳ございません。