顧問先様、関係先様、いつも大変お世話になっております。
まず、この度の熊本県を中心とする地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。これまで復興に向けて歩みを進めてこられた皆様が、再び大きな困難に直面されていることに深く胸を痛めております。また、現在も避難生活を余儀なくされている皆様、救助や復旧活動に全力を尽くされている皆様に深く敬意を表します。折しも厳しい暑さが続いておりますので、避難所や復旧作業にあたられる皆様におかれましては、熱中症など体調管理には十分にご留意いただきたいと存じます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を、スタッフ一同心よりお祈り申し上げます。 株式会社ほけん夢工房・Dreamin’社労士事務所 一同
この地震で、滋賀県の野洲市議 田中 りょうさんが議員報酬1月分を寄付された記事がありました。また、台湾の市長たちがポケットマネーで義援金を送って下さった報道を見て目頭が熱くなりました。その他にも多くの芸能人やスポーツ選手など、素晴らしい活動をされておられる方がいらっしゃる一方、同じ九州地方なのに・・・という記事を見て残念な気持ちにもなりました。
ノブレス・オブリージュという言葉があります。もともとは、高い地位や身分、財産を持つ者には、それに見合う重い責任や義務があるという道徳観・倫理観を示す、フランスで生まれた言葉です。現代では、政治家や経営者、著名人など、社会に大きな影響力を持つ人に求められる「リーダーの品格」や、利益を追求するだけでなく社会や環境にも責任を持つ「企業の社会的責任(CSR)」にも通じる考え方として受け継がれています。
日本には「貧者の一灯」という言葉があるように、立場や財産の多寡にかかわらず、一人ひとりができることをするという精神が根付いているように思います。それは日本社会の素晴らしいところである一方、時として、その善意に頼りすぎてしまっている面もあるのかもしれません。だからこそ、社会的な影響力を持つ人が率先して行動を起こすことには、大きな意味があります。影響力のある人の一つの行動は、その人だけの行動では終わりません。それを見た人の意識を変え、次の行動を生み、やがて社会全体へと広がっていく力があります。特別な立場にあるからこそ、その行いは何よりも人の目に触れます。そして、その立場を自分のためだけではなく、誰かのため、社会のために使う姿は、人の心を動かします。
「多くを持つ者には、多くの責任がある」。それは決して、恵まれた人だけに何かを強いる言葉ではないと思います。むしろ、自分が持っている力、立場、知識、財産、そして影響力を、少しだけ誰かのために使う。その連鎖が社会を少しずつ良くしていく。そんな社会になれば素晴らしいですし、私も微力ながらも出来ることをしていきたいと思います。
おかげさまで、事務所だよりも今月号で「29回目」の発行となりました。稚拙な内容で恐縮ですが、皆様の会話の1つの話題、ご興味の1つになれば幸いです。












