東大阪市にある製造業専門の社労士事務所です

複雑化する労働問題の「予防」を専門とする社労士事務所です

電話
メール
LINE

アメリカと日本の文化 100の違い

本日は昨日の続きとして、アメリカと日本の違いを100個書き出してみました。日本から見たアメリカは「主義主張が強い」と感じることが多いですが、アメリカから見た日本は「優柔不断で決断力がない」と思われています。ただ日本以上にこどもを大切にしたり、教育に力を入れていたり、感謝の気持ちをストレートに伝えたりと見習うべきところも数多くあり、文化の違いを尊重できるような関係をお互いに築いていきたいものです。


🔴アメリカと日本の文化 100の違い

【生活・文化】

・家に中に靴を履いたまま入る。最近は友人宅等では靴を脱ぐことも多くなってきた
・洗濯物を外に干さない。乾燥機を使うのが一般的
・チップは感謝の気持ち。何かしてもらったらチップを渡す
・レディーファーストが当たり前のマナー
・ホームパーティー大好き。週末はみんなでバーベキュー
・サマータイム(日照時間の長い春〜秋にかけて時計を1時間早める)がある
・アメリカ国内に時差がある
・クレジットカード文化だが、JCBは取り扱っていないお店が多い
・道路は右側通行でマイル表示(1マイル:1.609 km)
・救急車を呼ぶと約2,000ドル(約30万円:150円/ドル計算)も請求される
・バスルームは基本トイレとお風呂が一緒になっている
・バスルームを使っていない場合は、ドアをあけておくというのが一般的。閉まっていると使用中だと勘違いする
・駐車場には頭から駐車するのがスタンダード(排気ガスで壁が汚れるから)
・アメリカで1番人気のスポーツは、アメリカンフットボール
・一般的にアメリカは時間にルーズ。電車・バスなどが時間通りに発着しないのは当たり前
・自己防衛のために銃器を所持している人が多くいる
・レジの前に商品を食べても大丈夫。かごに入れている時点で購入の意思があるから
・たいていのアメリカ人はシャワーしか利用しない。また頻度も数日に1回というのも珍しくない
・朝食にはシリアルに牛乳をかけたものがよく食べられている
・牛乳がプラスチックの容器で1ガロン(約4リットル)単位で売られているのが一般的
・野菜をあまり食べない
・アメリカの家庭用冷蔵庫はウォーターサーバー内蔵で、いつでも冷たい水が出てくる
・ビールで泡はほとんどなく、ギリギリまでビールが注がれる
・キャッシュレス社会のため、財布を持たないでポッケにチップ用のキャッシュをいくらかだけ入れているという人が多い
・長財布は女性のイメージが強く使っている男性はほとんどいない
・右側通行なので、赤信号でも右折は注意しながら進むことができる
・「次降りる」のボタンがなく窓際に紐が付いていて、その紐を引っ張ることでバスを止めることができる
・バスの先頭に数台自転車を積むことができる積み台がついている
・バスはお釣りが出ない
・メッセージアプリは、Facebook Messenger・Instagram・WhatsAppが主流で、LINEは使わない
・知らない人が話しかけてくる。日常的な会話を知らない人とするのはアメリカでは日常茶飯事
・知らない人に「あなたの靴素敵ね。」などと褒められることがある
・お店でトイレを借りるときは、セキュリティ上鍵(ナンバーキー)が必要なところが多い
・アメリカの家の電気は、間接照明しかなくて夜は薄暗い
・車の免許は16歳で取れる。免許の取得も日本と比べると簡単な運転と筆記テストのみで簡単に取得可能
・バーやクラブは全て2時で閉店。朝まで開店している店はほとんどない
・医療費がとても高額のため、少し風邪を引いたくらいでは病院には行かず、薬を飲んで自力で治す
・日本の玄関のドアが外側に開くのに対し、アメリカは内側に開く(ウエルカムの精神)
・基本的には鍵はオートロックなので、締め出しされないよう注意が必要
・スクールバスが止まった時は対向車も全て子供の安全のために停止しなくてはいけない
・マンションという言葉は一般の人が住む集合住宅ではなく、大豪邸を指す
・物が壊れた時は、できるだけ自分で修理しようとする。特別な知識が必要とされるものでない限り、専門の業者に修理を依頼するということはない
・誕生日などの特別な日以外には、贈り物やお土産を贈ったり、受け取ったりする習慣はほとんどない
・共働きが多く、一般家庭の食卓には冷凍食品やファストフードが並ぶケースが多い
・ゴミの細かい分別ルールはない。大ざっぱに燃えるごみとリサイクルできるごみの分別のみを行う
・宗教は大きく3つに分かれている(キリスト教:プロテスタント 35% カトリック 24%、ユダヤ教 3%)

【仕事】

・定時退社がデフォルトでほとんど残業をしない
・アメリカでは、名刺から始まるのではなく、まず自己紹介を口頭で述べつつ握手から始まる
・プロセスではなく結果重視で評価される

【食事】

・飲酒喫煙が可能な年齢は21歳
・ドレスコードに注意。満たしていないと入れない店も多い
・片手は膝の上で、片手で食べるのがマナー
・スープはすすらない(音を立てない)
・手招きをする際は、手のひらを上に向けて4本の指を手前に動かす
・手のひらを上に向けて、人差し指だけで「こっちに来て」のジェスチャーをすると、「かかってこい」と挑発していると受け取られる
・レストランでの食べ残しを持ち帰ることは当たり前。専用の容器が用意されている
・健康志向が強いアメリカでは、オーガニック食品が人気
・11月の第4木曜日(感謝祭)ではターキー(七面鳥)の丸焼きを食べるのが習慣
・カップラーメンは、沸騰したお湯を入れるのではなくて常温の水を入れてレンジでチンをして作る
・飲みの〆はピザかマックが定番
・「お寿司を食べに行こう!」と言われたら十中八九ロール寿司
・ブドウなどの実が何個かまとまっているフルーツは購入前にその場で勝手に試食することができる
・生のブロッコリーやマッシュルームを食べる
・軽食として「ひまわりの種」を食べる
・イベントではピザとアイスクリームが定番で出てくる

【教育】

・学校が始まる年度初めが違う。9月スタート(日本は4月)
・地域によって学年の区分が違う 「小学校5年・中学3年・高校4年」、「小学校6年・中学2年・高校4年」など
・アメリカでは学年のことを「グレード」と呼び、小学校の前はギンダー、その後グレード12などと呼ぶ
・夏休みは6月から8月まで3カ月もある学校も多い
・学校は基本的に私服
・中学からは、必須科目(数学、国語、社会、理科、科学、公民)以外、日本の大学のように自分で受ける授業を選択する
・食事は教室ではなく「カフェテリア」で食べる
・アメリカの学校では、勉強に集中するために生徒が掃除をすることはなく清掃員が掃除をする
・ディスカッションがメインということもあり、日本の学校のようなノートを板書することは少ない
・大学は入学するより卒業する方が難しい

【タブー】

・男性から女性へのハグは基本的にマナー違反
・くしゃみをしたら”Excuse me.”というのがマナー
・大きな声で店員さんを呼んではいけない。召使いみたいだと捉えられる。
・お皿を持ち上げて食べるのがNGで、テーブルにお皿を置いた状態で食べる
・外見を褒めるときは一部分ではなく、「あなた今日はとても素敵ね。」と全体を褒める
・アメリカではあまり相槌ばかり打つと「会話の邪魔をしようとしている?」と捉えられてしまう
・13歳未満の子どもを1人で留守番させることは違法
・犬などのペットを屋外で飼うことは虐待となるため禁止されている
・がんの告知は必ず本人になされ、医者が本人に、がんであることを告知しないということはありえない
・見た目、年齢、宗教、政治、収入 この5つに関しての会話はなるべくさけたほうが良い

【恋愛】

・プレゼントなどはその場で開けるのが常識
・アメリカ人には「告白」という文化はなく、付き合う前に何回かデートを重ねて初めて恋人になる
・バレンタインデーは男性から女性をデートに誘ったり、プレゼントをする日
・人前を気にせずイチャイチャする
・恋愛の話をするときは性の多様性の観点から「彼氏」や「彼女」ではなく、「パートナー」という言葉を使う

【多様性】

・移民の街が形成され。多くの移民が集団で生活している
・英語以外の言語にも触れられる国。アメリカで生活する人たちはそれぞれの母国語を話す。その数350言語以上
・学校や会社で差別発言をしたことが発覚すると、退学、停学、解雇などに発展するケースも珍しくない
・多様な民族、人種が共に暮らすため、居住エリアは人種ごとに分かれている場合が多い

【主義・主張】

・自分の意見や意思をはっきりと口にする
・自由と権利を主張する
・人差し指と中指を交差させるジェスチャーは”Good luck(幸運を)”を意味する
・嫌なものは嫌!好きなものは好き!ハッキリとストレートに自分の意見を言う
・アメリカでは謙遜していると、「この人は自信がない人だ」と思われてしまう
・曖昧な反応を嫌がる人が多い。YESであるのかNOであるのかをはっきり答えるのが大切
・自分の間違えや残念な気持ちを謝る場合はSorry!!と謝るのではなくThanks!!と感謝の気持ちを伝える
【就職】については以前の記事「就活シーズン アメリカと日本の就職事情」をご覧ください

この他にも様々な習慣・文化があります。冒頭にも触れましたが、自国以外の文化や多様性を尊重することが大切です。みんな違ってそれがいい。

弊所からのお知らせ

  1. 登録されている記事はございません。
PAGE TOP