🔴暦の変遷
出所:国立天文台「暦Wiki」
🔴旧暦と新暦、うるう年
旧暦:(太陰暦)明治5(1872)年の12月2日まで
新暦:(太陽暦)1872年12月3日を新暦に切り替えて1873年(明治6年)1月1日としました。
当初はユリウス暦を使用していましたが、1898年(明治31年)にグレゴリオ暦に変更しました。(どちらも太陽暦です)
10 日のずれをもとに戻すため、ユリウス暦の 1582 年 10 月 4 日の翌日をグレゴリオ暦の 1582 年 10 月 15 日と定めた。出所:国立天文台「暦Wiki」
🔴和風月名(わふうげつめい)
出所:国立国会図書館「暦のなかの言葉」
年賀状で新春と書かれていて違和感を持っていましたが、旧暦では1月は春になります。現在の四季とはだいぶかけ離れた季節感です。
🔴干支(十干:じっかん・十二支:じゅうにし)
十干とは、10日のまとまりで数えるための呼び名。10日で1旬。3旬で1ヶ月(30日)
十二支とは、もともと12ヶ月の順を表わす呼び名でしたが、やがてこれらに12種の動物を当てはめるようになったもの
六十干支(ろくじっかんし):干支の組み合わせは60種類あり、六十干支と呼ぶ。一巡すると還暦
🔵十干・十二支
🔵六十干支
2025年(令和8年)は60年ぶりの丙午(ひのえうま)で、迷信もあり出産を控えられる方も増えるかも知れません。以前の記事「人口動態統計から過去「77年」を振り返ってみました」での出生数のデータを見ると、明らかに意識していることが伺えます。
🔴海外の暦
🔴終わりに
暦(こよみ)を2回にわたって見てきましたが、太陽と月という原始的な動きから、現在まで通ずる科学的に証明された発見をした古代の人は凄いの一言で、暦にとても興味が湧きました。この興味が学生時代に湧いていたら科学も好きになっていたかも知れません。後悔先に立たずですが、これからの人生で新しい学びを楽しみたいと思います。